その昔、バァちゃんってやたらチョッキとかチャンチャンコとか着るよなと思っていましたが・・・
今や私も、チョッキの良さが分かる大人の女になりました。
お腹と背中は暖かいまま、腕が動かしやすい点が最高!
腰骨にかかるくらいの長すぎない丈と、広すぎない身幅が、太めパンツを履きがちな私にはバランスを取りやすい。
この冬は、タートルネックのリブニットかカットソーの上にベスト、の組み合わせばかり着ているのです。
腕回りが割にタイトなインナーダウンに、合わせやすいからです。
いつのまにやら冬のアウターが、薄手のコート+インナーダウン一択になってしまった私。
ゆったりした厚手のセーターをバサッと着るのが大好きでしたが、今のアウター事情に合わないので、すっかり着なくなりました。
インナーダウンの中でセーターの袖がゴワつくの、めんどくさい・・・。
そんなわけで、今日もベスト、明日もベスト。
3着で数は十分足りているのですが、今すごく欲しい気持ちが高まっているのが・・・ニットのベスト。
タートルネックとか
ボリュームのあるタートルネックでノースリーブってかわいいです。
チルデンニット
ストライプのシャツにチルデンニットという、ザ・トラッドな組み合わせ、ツボ!
グッと渋めの色味だけど、これはこれで落ち着く
上の妄想コート、こういうのあったら欲しいなあ。
以前持っていた、幅広ドローストリングのシャツワンピースがすごく良かったのです。
外側をぐるりと巻くタイプのベルトやヒモだと、どうもよい感じに着られません。
そのまま垂らしても、テキトーに結んでも、ドローストリングだとサマになりやすい気がします。
不器用に優しい仕様。
優しい服、作ってください!
おっと、ベストの話をしていたのでした。
そもそも、「今年はベストでいく」と決めた時、ニットは除外しておりました。
毛玉できるし~、かさ張るし~、洗うのめんどくさいし~
布帛のベストって何て便利なんだろうと、3枚を大喜びで着ていたのですが。
寒くなった途端、「やっぱり1枚くらい・・・」とブレブレの12月。
1枚くらい、いいよね。
出ました、新刊!
「ひらやすみ」② 真造圭伍・著 小学館
おぉ、帯に阿佐ヶ谷姉妹が!
ある人からもらった平屋に住む、フリーターのヒロト。
二人と二人を取り巻く人々が、それぞれに生きづらい悩みを抱えつつも当たり前に日常を生きている。
そんな光景が、懐かしく、ほほえましく、癒される・・・と感じるのは還暦近い私の感想。
若い方には若い方の感想があると思うけど、いずれの世代にもオススメできる、平屋・のんびり暮らしの物語です。