サイズがドンピシャなベーシックな服を、きちんと綺麗に着ている人に惹かれます。
自分はユルユルの恰好をしがちなのですが。
きちんと小綺麗、素敵です。
流行りのシルエットじゃなかったりして、逆に長く大切に着ているんだなあということが伺えるような雰囲気に、更にグッときます。
妄想かもですが。
妄想楽しいです。
そういえば、昔読んだ村上春樹の小説に、「高価ではないけれど、手入れの行き届いた服や小物を身に着けている女性」が登場するシーンがあったなあ。
大好きな描写でした。
こんな感じとか?
「手入れしている」で締めると、ほぼどんな格好もホメることができる気がします。
「何ということもない普通のブラウスとスカートだけど、手入れが行き届いていて感じが良い」
「昔買ったちょっと時代後れの服だけど、大切に手入れして着続けている」
「自分には分不相応なんだけど愛してやまないエルメスのバッグと靴を、大切に手入れしながら使っている」
などなど。
前半の、どちらかっていうとネガティブな表現がふんわりポジティブ方向に。
なんかいいなあ。
さて。翻って、私自身はというと・・・
そもそも、極力手入れが簡単な服を選んでおります。
洗濯機で洗えない服、アイロンが要る服は買わなくなりました。
カバンや靴の手入れも、目立つ汚れを落としてたま~にオイルを塗るだけ。
やってること違う。
いや、これは自分を知ったというか、年の功というか・・・
自分はこんなだからこそ、手入れが行き届いた雰囲気に憧れるのでしょう。
何なら、「古い服で良く見せるのは中高年にはハードル高すぎ。ボロくなったらとっとと処分して、安くてもパリッとした新しい服着よう、庶民はそうしよう♪」
くらいの話で、主婦仲間と盛り上がったりしている始末。
それもまぁ、小綺麗・小ざっぱりを保つ一つのやり方ではあるよなと思います。
そう、私は小綺麗で小ざっぱりしたバアサンになりたい。
オシャレになるのはハードル高いけど、小綺麗とか小ざっぱりは目指せる気がする。
2022年、洋服のテーマは、「小綺麗・小ざっぱり」に決定!
ジャケ買い漫画
「ブランクスペース」①② 熊倉献・著 小学館
1巻の帯の紹介文
「ある雨の日、女子高生の狛江ショーコは、同級生の片桐スイが不思議な力を持っていることを知る。
ふたりの出逢いをきっかけに、やがてひとつの街を巻き込んだ『空白』をめぐる物語が動き出すー」
二人の交流に癒されるホワッとしたSFコメディかと思いきや、読み進めるにつれ次第に不穏なムードが増していきます。
そして、「ここで巻をまたぐかぁ」な2巻のラスト。
続きが気になる!