白髪と洋服

洋服・本・散歩・・・白髪生活の楽しみを記録します。

神保町で菊池亜希子(菊池さんに会ったわけではありません。)

先日、久々に神保町に行ってきた。

 

行きたい喫茶店があったのだ。

 

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明治大学のほど近く、「Voici Cafe(ヴォワスィカフェ)」。

 

モデルの菊池亜希子さんの著書『続 好きよ喫茶店』に載っていた店だ。

 

菊池さん主演の映画「森崎書店の日々」(2010年)のロケ地として使われたお店らしい。(菊池さん見たさにDVD借りたなぁ。)

 

苦みの効いたキャラメルムース・プリンとコーヒー

 

お店の一番奥の隠れ家みたいな席で、午前中からプリンとコーヒー。

 

読みかけの文庫本も持ってきた。

 

気分は菊池亜希子、ていうか気分だけでも菊池さん。

 

これで、私の足が中途半端に長かったり、顔が中途半端に小さくて目がパッチリしていたり、あるいはマッシュルームヘアだったりしたなら(菊池さんといえばマッシュ!最近はロングのパーマヘアが素敵だけど。)、

 

「あのオバちゃん、無理やり菊池亜希子に寄せてない?」

「イタイね〜」

 

などと、菊池さんファンのお客さんに嫌がられるはめになったかもしれない。

 

もちろんそんな心配は無用だ。

 

ちょっとくらいそんな心配をしてみたいくらいだが。

 

とにかく、菊池亜希子さんになったつもりとまではいかずとも、普段より2割増しくらいは雰囲気ある女性になった気分で小一時間過ごしたのだった。

 

自分の気分が上がるちょっとした妄想は、周りにそれを押し付けない限り、悪くない中高年向きの遊びだよなあと思う。

 

何しろ元手がかからないし、いつでもどこでも楽しめる。

 

年金暮らしになっても、関節痛で思うように動けなくなっても、ちょっとは愉快に過ごせそう。

 

妄想は妄想でも、そのうちボケて「タンスの引き出しに隠しておいた100万円が無い!あんた、盗ったやろ?!」とか言い出しそうでコワいけど・・・。

 

なんてことを考えた、平日の神保町散歩。

 

ヴォワスィカフェはとても居心地の良い喫茶店だった。

 

カレー、パスタ、ラザニア、定食と、ランチメニューが充実していたので、次は昼時に行ってみたい。

 

お昼はタリーズでした♪