「深海生物を展示している、地上にある水族館」ではありません。
これは4月に発売された⑧巻
『マグメル深海水族館』①~⑧ 椙下聖海・著 新潮社
東京湾の水深200mにオープンした、正真正銘の深海(にある)水族館の話。
・・・という設定に心を撃ち抜かれて、手に取った漫画です。
水族館、大好きなんです。
マグメル深海水族館の清掃員のアルバイトとして働くこととなった航太郎の成長物語。
何しろ深海の、そして深海生物の描写が美しいです。
そして、深海生物の生態・性質にうま~く絡めて、航太郎や彼の周りの人々の心打たれる物語が描かれているのです。
JR品川駅から「しんかい線海底谷行き」に乗って20分。
よくぞこの世界を思いついてくれました。
いつか本物の海底水族館ができてほしいですし、生きてるうちに実現したら何としても行ってみたい。
水族館好きにはたまらない漫画です。