白髪と洋服

洋服・本・散歩・・・白髪生活の楽しみを記録します。

今着ている服と『江戸東京草花図鑑』

ユニクロのクロップド丈のスウェットと男女兼用ワイドフィットジーンズ、近頃ほぼ毎日この組み合わせで過ごしています。

 

2パターン描いてますが、実際はほぼスウェット。

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短め丈のスウェットを細身のパンツに合わせる勇気はないけれど、ゆるめのジーンズと着るとすっきりした良いバランス。

 

生地が薄めでくったり柔らかいところも気に入っています(厚手のスウェット苦手)。

 

冷える日は中にタートルネックのカットソーを、暖かければ半袖Tシャツを合わせて、活用中。

 

オフホワイトと黒、2枚買いました。

 

コットンニットはもう少し暖かくなってからと思っていましたが、ようやく躊躇なく手に取れる気温が続きそうです。嬉しいな♪

 

ワイドフィットジーンズは、スウェットと一緒に購入したものです。

 

エストが少し落ちるくらいのサイズ(私は28インチ)をゆるっと履くと、お尻の形を拾わず、ジーパン似合う気分になれる・・・ような気がする。

 

ユニクロのスウェットとジーンズ、この春のとてつもないお気に入りです。

 

 

切り口が新鮮

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「江戸東京草花図鑑」岩槻秀明・著 エクスナレッジ

 

桜や菜の花もよいけれど、私にとって東京の春を感じる草花といえば、「カラスノエンドウ」・「オオイヌノフグリ」・「ヒメオドリコソウ」です。

 

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公園や河原にこれらの草花がワーッと咲いたら、力一杯春、誰がなんと言おうと春。

 

この図鑑、植物学的な解説のみならず、草花にまつわる歴史や古典文学のウンチクが盛り込まれている点が楽しそうだなあと思い、図書館から借りました。

 

東京の在来種のみという切り口も、何やら新鮮です。

 

早速、私の春のシンボル達を探してみたところ・・・

 

ない!どこにも載ってない。索引で確かめても、ない。

 

・・・シンボル達、全て外来種でした。

 

確かに、彼らに格別「古来、荒川土手で咲いてます・・・」アピールされたわけじゃない。

 

「国産じゃないんかーい」と突っ込んでしまうのは、私の無知のなせるワザ。

 

海を渡ってやってきて、ここでたくましく根を張って生きているのだなあ。

 

在来種か外来種がという切り口で身近な植物を観察しながら散歩、なんてちょっと面白い趣味になりそう。

 

ポケット図鑑よりは大きめのA5サイズの図鑑ですが、自宅の本棚にあってもいいなあと思いました。

 

なんだかんだ言っても、カラスノエンドウ達はこれからも私にとって春のシンボル。

 

10年後、20年後、もしまだ元気で春の土手を散歩できていたならば、「今年も無事見ることができたなあ」としみじみ思ったりするのでしょう。

 

しかしながら、そんな感慨子どもたちや若い方々はクソくらえ。

 

わがもの顔で、思い切り春を謳歌していただきたいです。

 

不意の自然災害やら病気やらキナ臭い国際情勢やら、個人が抗い難い事象は多々あるけれど。

 

再び春を迎えられたことに感謝するなんていうのは、原則年寄りの専売特許。

 

っていうのが当たり前の世の中であって欲しいもんだ。

 

そんなことを思いつつ、久しぶりに図鑑というものを眺めた三月前半でありました。