白髪と洋服

洋服・本・散歩・・・白髪生活の楽しみを記録します。

裾を絞れるカットソー(買った服)と『絶望名人カフカの人生論』

夏に引き続き秋冬も上下ユルユルの恰好したい、そんな気分にピッタリ!と一目ぼれして買ったチャオパニックティピーのロンT。

 

裾のドロストコードがすこぶる便利

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男女兼用のMサイズ。

 

お腹もお尻も完全に隠れるニクイ丈。

 

太目パンツの上にバサッと被って裾のドロストコードを軽く絞るだけで、トップスをインしなくても何だかいい感じのバランスになるのが嬉しい。

 

全部で4色。どれもかわいい♪

 

インしないってやっぱり楽~♪

 

そういえばブログを始めて間もない頃、タックインにチャレンジ!みたいな記事を書いたなあ。

 

コチラです↓

mame-242528.hatenablog.com

 

タックイン、新鮮で楽しかった(過去形)!

 

そしてタックイン願望はすっかり満足したので、再び中年体型を限りなく甘やかす方向に舵を切る気満々の秋です。

 

タックインは、気分転換にたまに楽しむことにしよう♪

 

 

★図書館ボランティア仲間が、「私のネガティブの師です♪」と紹介してくれた本★

 

『絶望名人カフカの人生論』

フランツ・カフカ 頭木弘樹・編訳 飛鳥新社

 

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カフカの文章(日記、手紙、メモなど)が編訳者頭木氏の解説付きで紹介されている本。

 

小説のイメージからある程度想像はしていたけど、カフカのネガティブさは私の平凡な想像力を軽々と超えてきた!

 

言っちゃなんだけど、あまりにネガティブ過ぎてところどころ声出して笑ってしまった。(カフカ本人は笑いごとじゃなかったと思うけど。)

 

ただ、「この人に比べたら私まだマシだわ」と、カフカの境遇を自分より下に見て安心するというような、ありがちな優越感は不思議と感じない。

 

むしろ「私のネガティブさなど、まだまだ甘いです(師よ)・・・」とカフカ氏を仰ぎ見る気持ちになる。(私の場合)

 

「ネガティブの師」と言った仲間よ、ナイスネーミング!

 

とことんネガティブなカフカの文章と、そのネガティブさに救われた経験があるという頭木氏の、カフカ愛とユーモアにあふれる解説を読んでいくうちに、何だかふっと心が軽くなる、そんな一冊。

 

前向きな言葉にはどうにも励まされる気がしない、やさぐれた気分の時に♪